フォレックス仙台の4つの事業
園芸培養土製造・販売
ドローン事業
穀物検査業務
肥料農薬販売
園芸培養土製造・販売
製造から売り場まで
製造
保管
出荷
店舗
店舗
店舗
ドローン事業
- 農業ドローンの散布請負
- 農業ドローンの教習
- ドローンを使用した動画や写真の撮影
穀物検査業務
お客様のご要望に応じて、お預かりした穀物の有資格者(農林水産大臣登録農産物検査員)による農産物検査もしっかりと実施いたします。
- 穀刺による抽出検査
- 抽出検査のアップ
- フレコンの抽出風景
- 水分量検査
- 穀粒透視器による検査
- カルトンによる目視検査
穀刺による抽出検査
抽出検査のアップ
フレコンの抽出風景
水分量検査
穀粒透視器による検査
カルトンによる目視検査
肥料農薬販売
原料いろいろ
園芸作業は土作りから
市販されている用土のいろいろ
植物にとって好ましい土を知る
植物を栽培するときに使う土を、培養土、または用土といい、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。植物によっても好みの用土は異なります。コンテナの用土をつくるとき、ベースになる土が基本用土、その欠点を補うために混ぜるのが改良用土です。上手に育てるためにも、市販されている土の性質を知りましょう。
◎基本用土
基本用土には、最もよく使われている赤玉土、関東地方に多い黒土、軽石質の鹿沼土、粘土質の真砂土などがあります。これらは短所もあり、単独で使うほど栽培に適した条件をすべて満たしているわけではないため、短所を補う複数の土を混ぜ合わせて、栽培に適した用土をつくる必要があります。
■赤玉土
関東ローム層の赤土を、大粒、中粒、小粒と粒の大きさで分けたもの。通気性、排水性、保水性、保肥性に優れている。
■黒土
関東ローム層の表層土で、黒ボクともいう。有機質を多く含む軟らかい土で、保水性、保肥性に富むが、通気性、排水性が悪いので、腐葉土などを混ぜて使う。
■鹿沼土
軽石質の火山砂礫が風化した粒状の軽い土で、栃木県鹿沼地方の特産品。通気性、保水性に優れるが、有機物をほとんど含まない酸性土。
■荒木田土(田土)
水田や河川の堆積土で、田土とも呼ばれる。粘土質の重い土で、保水性、保肥性は高いが通気性は低い。
■桐生砂
山砂の仲間で、群馬県桐生市の付近で産出される火山性砂礫。鉄分を多く含み、通気性と保水性に優れ、盆栽や山野草、東洋ラン、オモトなどの植え付けに使われる。
◎改良用土
改良用土には、腐葉土、堆肥、ピートモスなどの有機物と、パーライト、バーミキュライト、軽石などの無機物があります。基本用土の通気性や排水性などを改善し、特に有機物は土中の有用微生物を活性化して土を肥沃にする作用もあります。
■腐葉土
広葉樹の落ち葉を発酵腐熟させたもの。通気性、保水性、保肥性に富み、有用微生物の働きを活性化して土質を改良する。未熟のものは避ける。
■堆肥
牛ふんや樹皮などの有機物を発酵させて腐らせたもの。通気性、排水性に優れ、有機物をふやし、団粒構造をつくる。完熟したものを使う。
■ピートモス
湿地の水ゴケが泥炭化したもの。腐葉土と似た性質を持つが、酸性が強く、有用微生物を活性化させるちからは弱い。酸度を調整したものもあり、無菌なので、室内園芸に利用される。
■バーミキュライト
蛭石からつくった無菌の人工土で、とても軽い。主として保水力や保肥力を増す目的でほかの用土に加える。タネまきや挿し木の用土としても使われる。
■パーライト
真珠岩などのガラス質の火山岩を、高温処理してつくる非常に軽い粒状の人工砂礫。通気性、排水性に富むので、粘質土などの改良に適する。
■軽石
軽い上に強度もあり、通気性、排水性に優れるので、水はけの悪い土に混合したり、洋ラン、東洋ラン、山野草などの植え込み材料として使われる。大粒は鉢底石としても使用される。
培養土について
「培養土」知っておきたい土の基本
ガーデニングの強い味方「培養土」についてのご紹介。
土の役割って何? 良い土の条件とは?
植物にとって「土」は必要不可欠なもの。根を張って、倒れないよう植物を支えたり、生長するために必要な養分を与えたり、寒さや暑さといった温度変化から根を守ったりと、さまざまな役割を果たしてくれます。
植物にとっての「良い土」とは、水を一時的に蓄える「保水性」、養分を蓄える「保肥性」、生育するために必要な空気が入りやすい「通気性」、余分な水を排出する「水はけ」がポイントとなります。このほか、酸性やアルカリ性のバランスが良く、有機質が含まれていることも、良い土の条件となります。
ガーデニング用・家庭菜園用の土の基本も知っておこう
ガーデニングや家庭菜園など限られた用途に使われる土を「用土」といいます。用土には「基本用土」と「改良用土」の2種類があります。
ガーデニングや家庭菜園の主軸となっているのが、基本用土。この基本用土に混ぜ込んで、水はけや通気性、保肥性を高めるのが補助用土です。基本用土と改良用土を植物の相性や栽培する環境などに合わせて配合し、状態のいい土にして使うことで花や野菜が元気に生長します。
基本用土とは?
基本用土とは、植物を栽培する上でベースとなる土のことで、さまざまな種類があります。使用する土の半分以上の割合を占めており、1種類を使う場合もありますが、複数の種類の土を混ぜ合わせて栽培に適した土を作ります。
赤玉土
基本用土として多く使われるのが、赤玉土。関東ローム層の中層にある赤土を乾燥させたものです。通気性や排水性、保水性、保肥性に優れているのが特徴です。粒状の土は極小粒、小粒、中粒、大粒に分類されており、盆栽やプランター、鉢底石など、栽培用途によって使い分けできるのも便利です。
鹿沼土
栃木県鹿沼市付近の関東ローム層で採取される、軽石質の黄色い土。通気性、排水性に優れているなど赤玉土と特性が似ています。酸性が強いため、酸性土壌を好む植物に適しています。
黒土
赤玉土と同様、関東ローム層の火山灰土壌の表層の土に腐敗した植物が堆積したものが混ざった黒い土。野菜などの栽培ではおなじみですね。有機質を多く含み、保水性や保肥力が高い半面、水はけや通気性が悪いのが特徴です。
軽石
火山噴出物が急激に冷えて固まったもの。表面に無数の穴が空いているため通気性、水はけが極めて高いのが特徴です。水よりも軽いため、鉢底石、山野草や盆栽、ランなどの栽培に使われます。
改良用土とは?
基本用土に混合して、通気性や保水性、水はけ、保肥性などの性質を改良するのが「改良用土」。有機質と人工の用土があり、有機質なら土を肥沃にする効果もあります。
腐葉土
広葉樹の枯れた葉や枝などを発酵させたもの。有機質に富み、通気性、水はけ、保肥性に優れた土に改良し、痩せた土を再生させるなど、ガーデニングのあらゆるシーンで活躍してくれる“優等生”です。
堆肥
堆肥は、家畜のふんなどの動物由来、落ち葉、稲わらやもみがら、樹皮などの植物由来の有機物を微生物の力で分解・発酵させたもの。栽培前に土に混ぜ込み、土をふかふかにさせます。これにより土の中の微生物の動きが活発化。通気性や水はけを向上させ、植物が育つ理想的な環境を作ります。
パーライト
真珠岩や黒曜石などガラス質の火山岩を高温で焼いて発泡させた、水よりも軽い粒状の人工砂礫。多孔質のため、通気性、水はけに優れています。
バーミキュライト
ヒル石を高温処理した無菌の人工土。とても軽くて保水性、通気性に優れています。多土壌改良だけでなく、種まきや挿し木の用土、水耕栽培などに使われます。
ピートモス
湿地の苔や柳、アシなどが泥炭化したもの。酸性が強く、保水性に優れています。無菌のため、室内園芸などに利用されることが多い用土です。
培養土とは?
単に「土」といっても、実にさまざまな種類の土があります。
「培養土」とは、こうした基本用土と補助用土がバランス良く配合され、特定の植物向けに作られた土のこと。そのまま使用できるため、ガーデニングや家庭菜園初心者にもおすすめの土です。育てる植物ごとに土を配合された培養土なら幅広い植物に対応できる培養土が販売されており、手軽に始めたい人にはおすすめです。あれこれと土材を用意しなくても済みますし、PH度数を調整する必要もありません。
培養土と腐葉土の違いとは?
ちなみに、この培養土は腐葉土と混同されてしまいがち。でも2つは使い方が異なるため注意が必要です。
培養土は種まき用や挿し木用、野菜や草花、観葉植物など、用途に応じて作られた土なので、簡単に言えば培養土を入れるだけで植物は育ちます。一方、腐葉土や堆肥は保水性や保温性を高める改良用土ですので、改良用土だけで植物は育ちません。
よい土ってどんな土?
1.通気性がいい
土がつまっていると新鮮な空気が不足し根が窒息するので、根腐れの原因になります。
2.水はけがいい
余分な土がいつまでも土の中にあると根の張りが悪くなってしまいます。
3.水もちがいい
植物がしおれないように、土の粒自体が適度な水を蓄えられることが大切です。
4.肥料もちがいい
肥料成分をつかまえる力が弱いと、土に混ぜた肥料が水やりや雨によって流されてしまいます。
5.有機物が入っている
堆肥などの有機物を土に混ぜると柔らかい土になり、植物の生育を助ける微生物の働きを活発にします。
6.適度な重さがある
軽すぎると水やりの時に動きやすく、根の張りが悪くなります。逆に重すぎても通気性が悪くなるので、1リットル当たり500g前後の土が適当です。
7.適正な酸度
一般に植物の生育には弱酸性(PH5.5から6.5)が適正です。酸性やアルカリ性を好む植物もあるので育てる植物に適した酸度に調整しましょう。
8.異物が無くて清潔
金属片などの異物が混入しないのはもちろんの事、有害な病原菌・害虫・雑草の種なども植物の生育にはマイナスです。
堆肥の違い
主な特徴
- 牛ふん・馬ふんは土づくり的堆肥
- 鶏ふん・豚ぷんは肥料的堆肥
肥料成分 | 肥料効果 | 土壌改良効果 | におい | 使用量 (坪あたり) | |
牛ふん堆肥 | 少ない | 緩やか | 強い | 弱い | 20〜40L |
馬ふん堆肥 | 少ない | 緩やか | 強い | 弱い | 40L |
鶏ふん堆肥 | 多い | 速やか | 弱い | 強い | 約1kg |
豚ぷん堆肥 | 多い | 速やか | 弱い | 強い | 約1kg |
上手な肥料の与え方
肥料の与え方には4つのポイントがあります。
肥料を与える時期
成長が活発な時期(=生育期)に与えます。養分を吸収しない休眠期に肥料を与え続けると土の中の肥料濃度が高くなり、植物の生育に悪影響を与える場合があります。観葉植物は冬期、洋ラン・年一回に咲く花木は夏期に肥料をひかえます。
肥料を与える位置
植物は根から養分を吸収するので、根の伸長に合わせて肥料を与える位置を工夫すると効率よく養分が吸収されます。ただし、根と肥料が直接触れると障害が出る事があるので注意が必要です。ゆっくりと効く暖効性肥料の場合は濃度障害が出にくいので、根の近くにも与える事ができます。
肥料の種類
化学肥料の多くは即効性ですが持続性にやや劣ります。化学肥料でも暖効性タイプでは吸収を遅らせる事ができます。有機肥料は植物が吸収できる形に少しずつ分解されながら吸収されるので、遅効的になります。
肥料を与える量
植物により正常に育つために必要な養分の量は異なります。「成長が速い」「生育期間が長い」「花数が多い」ものは肥料を多く必要とします。一度に多く与えるのではなく、量は少なめにして回数を増やして与える方が効果的です。